マチミィ'S DIARY

包丁のことや育児・日常のことを毎日更新中♪

包丁の種類!〜「家庭で使い勝手が良い包丁の種類と用途」〜第3回マチくんのみんなと共有したい話


こんにちは、マチミィです(*´-`)ノシ

ご家庭で包丁を揃えようと思って調べてみると、たくさん種類があることに驚くと思います(´∀`;)
どの包丁を自分が欲しいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

買って見たら欲しいものと違った…
なんてことがないようにしたいですよね。

そこで今回は、マチくんオススメの
家庭で使い勝手が良い包丁の種類とざっくりとした用途を皆さんと共有したいと思います!
伝えたいことを5つにまとめました。
・その包丁の使用幅の広さを★5段階で評価
・名前
・片刃なのか両刃なのか
・ざっくりした用途
・実際に使っていて使いやすい包丁or所持していないがオススメの包丁
それでは紹介して行きます!

一家に一本は持っておきたい!★★★★★

三徳包丁(両刃)

用途:
和食用に考えて作られた万能包丁。
和食にしか使えないわけではなく、これ一本で大抵のことはこなせます!
150mm(小三徳)から180mmまでの大きさが主流

紹介:

VG10の割り込み包丁です。
切れ味や使用感など、全体的なバランスの良い包丁だと思います。

牛刀(両刃)

用途:
洋食用に考えて作られた万能包丁。
洋食にしか使えないわけではなく、これ一本で大抵のことはこなせます!
170mmから240mmまでの大きさが主流

紹介:

VG10の割り込み包丁です。
三徳包丁と同じく、こちらも切れ味や使用感など、全体的なバランスの良い包丁だと思います。


ペティナイフ(両刃)

用途:
牛刀を小さくしたような形状で、果物などの小さいまな板で充分な作業に便利。

紹介:

全鋼の包丁なのですが、問い合わせてみても鋼が不明です。
グローバルは刃の厚みもあってしっかりとした作りなので、まな板に強めにトントン当てて使いたいならいいのですが、
そうじゃなく果物メインで考えているなら、個人的にはもっと薄くて軽くて瞬間的に切れ味の出せる包丁がオススメです。
未所持
www.suisin-shop.com
この他に柄が赤白・緑もあります。
酔心さんのプレミアムイノックスは、とても薄く刀身を作ってあるそうなので、オススメです。



用途的に使う可能性大!★★★★

出刃包丁(片刃※)

用途:
魚を捌く事に特化した包丁。
骨などの硬いところを切っても刃こぼれしないように重く丈夫な作りになっています。

紹介:

藤次郎オンラインショップ / 藤次郎 白紙鋼 出刃 165mm
こちらですね。
包丁全般に言えることですが、出刃包丁は重さや重心が顕著に使用感に影響がでるので、
実際に手に持って選ぶことをオススメします。
※片刃と表記されている包丁の中にも裏スキ(包丁の裏に凹みがある形状)がないものもあります。
裏スキのない包丁は研ぎにくかったり、身が張り付きやすかったりと基本的にはデメリットしかなく、
家庭で使うのにメリットはないので購入の際には注意してください。

アジ切り包丁(両刃・片刃どちらもあります。)

用途:
名の通り、アジなどの小さい魚を捌く事に特化した包丁。
三徳包丁と同じか少し厚く、出刃より薄い印象の包丁。
形状は三徳包丁と出刃の間のような形のものが多いです。

菜切り包丁(両刃)

用途:
野菜を切ることに特化した包丁。
桂剥きなどの空中戦は片刃である薄刃が有利。
薄刃は刃線(アゴから切っ先)が直線ですが、
菜切りはメーカーによって変わるようです。
菜切り包丁を薄刃包丁と謳って販売しているメーカーもありますので、気をつけてくださいね。

紹介:
三徳包丁や牛刀を持っていて2本目の購入なら、かっこよさで選ぶのも有りだと思います!
灰汁でサビさせたくない事も考慮して、
未所持
tojiro.net
こちらの包丁が素敵だと思います。

用途が狭くなってくる★★★!

柳刃包丁(片刃)

用途:
刺身を引くのに特化した包丁。
捌いた魚の皮を引いたり、切り身に分けたりするのにも便利。
個人的には★4にラインナップしたいところなのですが・・・
一般家庭で刺身にそこまでこだわらないなら、刃渡りの長い牛刀とかで代用できます。
そもそも刺身用のサクを購入してくるご家庭よりも盛り合わせを購入するご家庭の方が多いですよね。
ということで★3にしました(泣)

紹介:

伝承牛刀が素晴らしかったので、本物を求めるかたは是非伝承を手にとってください!
包丁の世界観が変わると思います。
未所持
suisin.co.jp

これが欲しかった!という場面がある人にしかはまらないが特化してる分その人たちにはとてもはまる★★

洋出刃(両刃)

用途:
牛刀を分厚くしたような形状で、
丈夫な刃付けにして、力強くまな板に当てないといけないような作業に特化している包丁。
魚の頭を割る際などは、両刃ならではの使いやすさがあり、
魚を三枚に卸す際などは、片刃ではない使いにくさが混在している包丁。

紹介:
未所持

血が付く作業を洋出刃に求めている方は切れ味よりも手入れのしやすさ、使いやすさで選びたいですね。
オールステンレスで臭いがつきにくい藤次郎さんの洋出刃は活躍してくれるとことでしょう。

薄刃包丁(片刃)

用途:
野菜の桂剥き・千切りなどに特化した包丁。
刃線が直線なので、慣れるまでは少しまな板に当てにくいかもしれません。
また、刃線の関係上まな板が歪んでいても上手に切れません。
人参や大根などの身の詰まったものを綺麗に両断しようとすると菜切り包丁が有利。
ご家庭でわざわざ薄刃を選択して購入するなら、妥協はオススメしません。
安物ではなく、しっかりとした想いを包丁に持っているところで購入することを強く勧めます。
理由は単純で、よほど薄刃を使って料理をするぞ!と意気込んで買わないと、そんなに出番はないと思います。
それなのに妥協して買ってしまっては、あとあとになって菜切りを買っておけばよかったと思いかねないと思います。
なので、薄刃を検討するなら、しっかりとした作りのものを選ぶべきです。
そのような包丁はホームセンターなどには並んですらいません。
自分が信頼できると判断した包丁屋さんに相談して購入することをお勧めします。

紹介:

マチミィが紹介するのはもちろん酔心さんです。
suisin.co.jp
抜群に切れます。
素人のマチミィでも大根のツマの味が変わったのが解るほどでしたよ。

未所持
銀三ならこちらです。
suisin.co.jp
サビが気になる方は銀三を選択したほうが良いでしょう。




もはやロマンな★w

蛸引き(片刃)

用途:
柳刃と同じく刺身を引くのに特化した包丁。
こちらは先が丸かったり四角かったりしていて、かつ刃線が薄刃包丁のように直線気味の包丁。
そのため、平造りよりは薄造りの方がしやすいそうです。

紹介:
蛸引きは未所持なうえ詳しくないのですが、私が買うとしたら酔心さんの疾風シリーズか酔心さんの白一水本焼きを考えています。
suisin.co.jp
先丸蛸引きの270mmです。
これで薄造りとかしたら気分はもう板前さんですよね。
本当にかっこいい・・・うっとりしてしまいますw

筋引(両刃)

用途:
肉の筋を断ち切る為の包丁。
牛刀に比べ、細く長い形状が特徴。
お肉屋さんなどで好まれるようです。

紹介:
詳しい紹介は控えますが、
こちらは身離れがいい包丁が好まれると聞いたことがありますので、
形状のみ紹介しますね。

このようなグレステン加工という加工のされたものが人気があるようです。

身卸出刃(片刃)

用途:
三枚に卸して、
腹骨まですいて、
身を渡して(血合い骨に沿って身を切り分ける事)
切り身まで持って行ってしまおう!
という出刃と柳刃の中間の包丁。
マチミィのようにアラの処理は出刃に任せて、切り身まで良い包丁で捌きたい。
と思っている方にはとてもおすすめです。

紹介:

所持している鬼手仏心の身卸出刃なのですが、
私が最後の一本を購入してしまったのかもしれず、購入ページが見つかりませんでした。
鬼手仏心の紹介のみしておきます。
鬼手仏心 | 大阪 堺 酔心 SUISIN


終わりに

気になった包丁はありましたか?
皆さんがご自身の包丁セットを検討する際にお役に立てれば幸いです。
ご家庭の収納スペースやよく作る料理に合わせて包丁を揃えて行ってみてください!
自分に合った包丁セットがあると、日々の料理が楽しく快適になりますよ。
それぞれに相性の良い鋼材や、研ぎ方、砥石のセッティングがあります。
一概にコレ!という正解はないようなお話ですが、こちらも小話でザックリ紹介出来たらと思いますので、お楽しみに。

それでは、最後まで見ていただいてありがとうございました(´∀`*)

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