マチミィ'S DIARY

包丁のことや育児・日常のことを毎日更新中♪

割込包丁を使っている皆様へ^^

こんにちは、マチミィです(*´-`)ノシ
今日は割り込み包丁の仕組みを家庭的にわかりやすく解説していきたいと思います^^

良い包丁は買ったけれど、買ってからメンテナンスはしていないんだよね・・・
という方、多いんじゃないですか?
この記事をみて、ご自身の包丁の状態が少しでも解るようになったら嬉しいです♪

さて、皆さんは割込の包丁と聞いてどれくらいの知識がありますか^^?
「良い鋼材を、ステンレスでサンドイッチしているんでしょ!それくらい知ってるよ♪」
こう答えられた人は素晴らしいですね(´ω`*)
では、次の質問です。
「今お持ちの包丁の切れ味って、ちゃんと適正になっていますか?」
どうでしょう?きょとんとする方が多いのではないでしょうか(´∀`)

割込包丁を包丁として話すとややこしく感じてしまう方が多いと思うので、鉛筆の写真を撮ってきました。
鉛筆…(・_・;??
と思った方と、
鉛筆…(゚∀゚)!!
と思った方に分かれるのではないかと思いますw

では、解説していきます。
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こちらの鉛筆、鉛筆削りで削りたてです^^
実は新品の時の割り込みの包丁もこんなイメージなんです。
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鉛筆の
黒く塗られている部分が、包丁でいう平(スマホが写っている鏡面の部分)
露出している木の部分が、包丁でいう切り刃(研ぎ跡で霞んでいるところ)
芯の部分が、包丁でいう割り込んである鋼材(刃先の線のところ)
※写真の藤次郎PROシリーズの鋼材はVG10。
こんなイメージなんですね^^
こう見ると分かりやすいのではないでしょうか♪

さて、それではこの鉛筆、使っていくとどうなりますかね?
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芯のところだけ減って、こんな感じになりますよね。
シャープナーや砥石で刃先だけを整えていくと、包丁もこのような状態になります。

そうすると、芯材である鋼材で食材を切るのではなく、側材のただのステンレス板で食材を切っている状態になってしまいます。
鉛筆でいうなら、
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こんな状態ですかね。
使えたものじゃないですねw

ウチはこんな状態じゃないよ!
こんな風になるわけないじゃん!
そんな声が聞こえてきますが、この状況、とても多いんですよね(´∀`;)

次に行きましょう^^
この鉛筆を普通に使えるようにしようとしたら、皆さん鉛筆削りを使いますよね。
ここで考えてもらいたいのは、鉛筆削りってどこを削っているかです。
芯だけ削らないで、木ごと削りますよね?
もうわかりますね、包丁もそうしないといけないんです。
刃先(鉛筆の芯部分)だけではなく、刀身(鉛筆の木の部分)を削る必要があるんです^^
包丁を研ぐならシャープナーではなく砥石を使う必要があるというのは、このあたりの説明が省かれているんですね。

どうでしょうか?
「割込包丁のこと、やっと理解できたー!」
って思ってくれた方がいたら嬉しいです^^

では、次に皆さんの包丁どうなっていますか?
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また鉛筆登場です♪
少し使った状態と、削りたてを並べてみました^^
左側の状態の人がほとんどだと思います。
これ、書き比べるととてもわかりやすいです。
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明らかに下のほうが太いですね。
この違いが、包丁でも起きています。
それが良いのか悪いのかというとまた話が違ってきますので割愛しますが、事実としてこの違いが生まれているということは知っていただきたいと思います^^

さぁみなさん、鋼・・・出ていますか?
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こんなのになっていませんか?w
せっかく良い包丁を買ったのに、これでは100均の包丁以下ですよ!w

この記事をみて、包丁の状態が知りたくなった方は、信頼出来るメーカーさんや研師さんに頼ると良いですね^^
ちなみにインチキ研ぎ屋はこんな状態の包丁を見ると、
『この包丁はもうダメだね!鋼が切れちゃってるもん』
『お客さん買い替えどきだよ!うちで扱ってるこの包丁なんかいいよー!!こんな包丁捨てておいてあげるから、買って行きなよ♪』
と言うようですよ。
本当に、どうにかならないものなのか・・・

メーカーさんは緊張するし、どうやって聞けばいいのかわからないよ・・ということでしたら、家庭的な目線でしたらマチミィが相談にのりますので、お気軽にどうぞ♪
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こちらを見ていただけると嬉しいです。

マチミィが信頼しているメーカーさんは酔心さんと藤次郎さんです^^
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上記の記事の内にも書いていますが、皆さん自身が信頼できるというのが重要になります^^
販売店さんでも、メーカーさんでも、研ぎ屋さんでも、どこでも構わないので、皆さんが信頼できて相談しやすいところが見つかることを常に願っています。

以上になります(*´-`)
皆さんの参考になれば嬉しいです♪
それでは、最後まで見ていただいてありがとうございました(´∀`*)

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