こんにちは、マチミィです。
ご家庭で鋼材のことを考える時に、炭素が何%でーとかクロムの含有量がーとか、正直言われてもわからないよ><
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなややこしい包丁の鋼材についてざっくり話していきたいと思います^^
包丁の鋼材は大きく分けると鋼とステンレスの二つになりますね(*´-`)
まずは鋼についてを解説していきます。
それではいきましょう^^
共通する特徴
・錆びやすい
本当にとことん錆びますねw
青色変色チャレンジやっていますので、気になる方は参考にしてみてください^^
www.machimy.com
こちらになります。
・研ぎやすい
ベタ研ぎの時が顕著です。
ベタ研ぎについてはこちら^^
https://www.machimy.com/entry/2022/02/16/063322
おすすめしているご自身で1ミリで小刃研ぎしていく使用方法なら良い砥石を使っていれば、そこまで気にならないかと思います。
小刃研ぎについてはこちら^^
https://www.machimy.com/entry/2022/02/20/085656
鋼でもステンレス鋼でも、大変な研ぎ抜きは研ぎ師さんを頼りましょう^^
・カエリの処理がしやすい。
ステンレスの鋼材は粘りがあるので、総じてカエリが処理しにくい傾向がありますが、鋼は(後述する白鋼は特に)パリッと外れるので、処理しやすいと思います。
・食材への掛かりが出しやすい。
大げさに言うとまな板に包丁を当てると止まるような状態ですね。
食材の相性で滑らかに刃が入って行って欲しい食材とクッとかかって欲しい食材があります。
反発の大きな食材や魚の皮などはしっかり刃がかかってくれないと話にならない状況になってしまいます。
自分で研ぎたくてかかる刃が欲しい研ぎ初心者の方は白鋼の包丁は練習しやすいと思います^^
それでは次は鋼の種類についてざっくり解説していきます。
・白三鋼
・白二鋼
・白一鋼
・青二鋼
この4つですね^^
第一弾は白三鋼について話していきます。
白三鋼とは。
家庭用に位置づけされている鋼になります。
なにが?というととても細かい話になってきてしまいますが、我々がわかりやすい話をひとつ紹介しますね^^
白三は鍛造し易い・刃研ぎ屋さんが刃付けし易いなど、製造しやすいという特徴があるようです。
なので、そもそも論作り込んである包丁が少ない。
白三鋼のポテンシャルについて考えようとすると複雑ですが、我々はこの情報で十分かと思います^^
つまり、包丁の造りや裏の比など、色々な要素が作り込んである包丁はなかなか少ないけど、鋼の包丁としての力は家庭用なら十分だよ!
という鋼材になります^^
包丁の造りが美しいものを選びたいなら、白三の包丁でそれを探すのはなかなか難しいと思います。
マチミィが使っている藤次郎さんの出刃が白三鋼になります。
こちらですね^^
藤次郎オンラインショップ / 藤次郎 白紙鋼 出刃 165mm
きっちり当たっているところが藤次郎さんの造りの良さが伺えますね(´ω`*)
真鯛の頭を半分にしたり、骨をだんだん叩いていますし、鶏肉をさばいたりしていますが、とても良い切れ味です。
これからも登場しますので、楽しみにしていてくださいね(*´-`)
どうでしょうか?
わかりやすく伝えられていれば嬉しいです(*´-`)
第二弾は白二鋼について話していきますので、お楽しみに^^
それでは、最後まで見ていただいてありがとうございました。