マチミィ'S DIARY

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酔心伝承 研ぎ報告!

お久しぶりです。
マチミィです。

 

伝承の購入から230日ほど経過したようです。
無理に研ぎに行くようなことはせずに、ゆっくりと研ぎ育てています。

 

最初に研いだ時の画像を残していましたので、こちらからどうぞ!

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酔心さんの包丁は本当に素晴らしいです。
切刃にほとんど研ぎ傷が付いていないのがわかりますか?
しっかり鋼にのみ砥石が乗る構造に研ぎ出しておいてくださっているので、
無理のない研ぎで鋼のみを狙って研いでいくことが出来ました。

 

余計な小刃も付いていなかったので、最初の研ぎもとても楽でした。
VG10とは比較にならないほどの掛かり方、食材への抵抗を感じさせない刃の入り方。
この時点で切れ味はうっとりするほどになっていました。
扱いの難しいと言われている白一鋼のポテンシャルを遺憾無く発揮させている富樫憲治さんの技術に脱帽ですね。

 

さらに驚いたことがありました。
他の包丁と比べても伝承は鋼が多く出ている印象を持つ包丁です。
現状、鋼部分のみベタっと研いでカエリが出ています。

 

ま だ 薄 く 出 来 そ う・・・!!

 

この衝撃は、包丁を研ぎ抜いて鋼をペラペラまでしてみた人にはわかっていただけるのではないでしょうか。
購入の記事で書きましたが、伝承は刃の厚みが2mm程度とかなり薄い包丁です。
もう小刃という段階ではない広さまで研ぎあげているんです。
まだ薄く出来そう!ということは、瞬間的な切れ味は今以上に上がるということです。
(耐久性はどんどん下がって行きますが)
限界まで研ぎ抜く気はありませんでしたが、もう少し切れ味をあげるように研いでいこうと決めて今日まで半年ほど経ちました。

 

現在の状況がこちらです!

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半年前と違い、研いでいる部分が広がり、切刃もかなり研いでいるのがわかると思います。
ここまで広く研いでもみじん切りもなんのそのでこなしてくれています。
使用感ですが、もう・・最高ですよ。
薄く研ぎあげているので、掛かりや切り抜けも抜群です。
使う度にうっとりとします。
刃の幅も広くて、軽さもちょうどよく取り回しがしやすくて、切れ味も素晴らしいので、
作業効率も上がりましたし、快適以外の言葉は出てきません。
そしてなんと

 

ま だ 薄 く 出 来 そ う・・・!!

 

おかしい、そんなはずはないと何度も思いましたが、まだ行けそうです。
鍛治の事や硬度のことは詳しく分かりませんが、これだけ鋼が出てて、これだけ薄く研いで、みじん切りしても刃がヨレもせず欠けもしないって・・・
酔心伝承、末恐ろしい子です。


切れ味に満足している現状で、これ以上薄くするメリットってなにかな?
というと特に見当たりません。
見当たりませんが・・・どこまで行けるのか純粋に興味はありますw
ハマグリ刃などを駆使すれば、もしかしたら切刃全部研ぎ抜いても行けるんじゃないのか?
なんて思い始めています。

 

もう少し広げてみようか、いい加減にしておこうか悩み中です。
現在マチくんが伝承をメインで使用しているので、あまりにも耐久性が落ちては困るので、
ほどほどにしておくつもりではあります。

また研ぎ報告しようと思いますので、お楽しみに^^
それでは最後まで見てくださってありがとうございました。

 

 

 

 

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